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遮光ネットの使い方
今回は遮光ネットの使い方についてご紹介!
気になっているけど使ったことがない、種類ごとの差が分からない等お悩みではありませんか?使った時の効果や設置方法などをご紹介します!


~農業用遮光ネットとは?~

農業用遮光ネットというのは、その名のとおり日差しを遮るネット(シート)です。太陽光を反射拡散または遮光し作物を直射日光の高温から守る役割があります。
それ以外にも、冬にはビニールハウスの内張りカーテンとして使用することで冬の保温対策にも効果を発揮します。

~遮光ネットの特徴~

遮光ネットの多くはポリエチレン製の糸を編み込んだものです。編み目が詰まっているものは遮光率と遮熱効果が高くなり、編み目が広いものは遮光率が低くなります。
葦簀や簾といった商品に比べ、遮光と通気のバランスがよく、水分などで劣化しにくい特性を持っています。
非常に軽いうえ安価で購入しやすく加工も簡単なため、一般家庭用としても近年人気となっております。

~遮光ネットの用途~

【農業としての用途】
多くはビニールハウスの上を覆うように被せて使用します。ネット状のため透水性があり、雨などで撤去する必要もないため、シーズン中ずっと被せておく場合がほとんどです。
幅の狭いものはトンネル栽培に使用することもできます。軽量で比較的少ない労力で設置が可能なため、作物の状況を見て撤去するなど調整もできます。

【一般家庭用としての用途】
近年では、カーテン形式の商品や小型サイズのものも多数販売されています。
観葉植物などの日焼け防止や、子供の遊び場での日射病対策、外飼いのペットの日陰用、庭先に設置して室内への日光の調整をするなど様々な利用ができます。

~遮光ネットの種類(遮光率)~

遮光率も幅広く、色の種類、ネットの編み方も豊富です。

【遮光率】
商品によってさまざまな遮光率があります。
製造メーカーが異なる場合、記載されている遮光率は同じでも実際の遮光具合は異なることがあるため注意が必要です。
知り合いの農家さんへ聞いてみたり、まずはお試しで買ってみることをオススメいたします。


【 色 】
一般的には黒、白、銀といった色が販売されています。
特定の植物専用に赤や青といった色も存在します。

「黒色」...定番の色で、遮光に優れています。また、各色の中では経年劣化がしにくいとされています。
「白色」...ハウスに張っても内部が暗くなりません。直射日光は避けたいが程よく光はあてたいという方にオススメです。
「銀色」...アルミ蒸着の材質のため遮熱に優れており、反射率も高くなっています。


【編み方】
折り方の種類にはラッセル編みやカラミ織、平織があります。

「ラッセル編み」...定番の編み方です。対候性に優れ、目ずれやカットした場合に切り口のほつれがありません。霜よけや学校などの大型室外機の遮光・遮熱に使われています。

「カラミ織」...対候性、耐久性に優れています。軽量で収束性が良く、扱いやすいことが利点です。ハウス栽培の外張や、内張カーテン等に使用されています。

「平織」...耐候性、耐久性に優れています。葉タバコの遮光や街路樹の防寒などに使われています。

~遮光ネットの使用時に注意するポイント~

遮光率が上がるほど通気性は悪くなるため、風の影響を受けやすくなります。屋外に設置する場合は強風に飛ばされないよう対策をし、台風が接近している場合などは、必要に応じて撤去をしてください。
また、水分を含んだままでの保管したり、紫外線の影響や設置状況によっては劣化が早まる場合があります。


いかがでしたか?
近年では夏場の高温化が進んでおり、日光への対策が必要になっています。
皆様の生活をより快適に楽しくするために、ぜひ遮光ネットを使ってみてください!



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