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遮光についての基礎知識
作物ごとにどれぐらい遮光すればいいかご存知ですか?
作物に対しての光や温度についての基本をご案内します。


作物ごとのLUX値
照らされた場所に、どれだけ光が入っているかを表す照度の単位を「LUX(ルクス)」と言います。この値は光源から遠ざかるほど数値は小さくなります。
作物には光(照度)がとても重要で、光飽和点、光補償点という言葉があります。

・光飽和点=作物にとって「これ以上いらない」となる光の量
・光補償点=作物にとって最低限必要な光の量

作物ごとの大まかなLUX値



光飽和点以上の光を受けると成長に障害が出る場合があります。
そのため理想の照度は光飽和点の7~8割と言われております。

作物ごとの理想LUX値


時期ごとのLUX値
周囲の環境(海岸・高冷地など)によって異なります。

環境ごとの参考LUX値


適正な遮光率の選択
例)トマト栽培・最適LUXを30000と想定

夏季時期は平均100000LUX以上の光を受けているので、 70%以上の遮光率の資材を張ればいい?と考えがちです。

日本の気候がカリフォルニアのように360日晴天で有れば問題ないですが、 晴天・ 曇天 ・長雨 などの変化のある気候風土の日本では積算日照が足らず軟弱徒長になってしまい、 収量に影響が出る事が予想されます。

100000LUX ⇒ 50%遮光 ⇒ 50000LUXなど、
曇天や雨などを考慮すると、結果30000LUXの最適照度に近づくと考えられます。

ただ、近年の温暖化による高温・過日照の影響で、1ランク上の60%を欲する生産者が多い傾向に有る様にも感じられます。

そのような状況下のなかで、上記の目的に当てはまる遮光遮熱資材としてオリジナル遮光ネット「AGシェード白」をオススメいたします。
オリジナル商品「AGシェード白」がオススメな理由

◆軽い
⇒一般的な材質の遮光ネットの約1/3の重量

◆強度がある
⇒他社製でも軽い商品(PVA製やPEフィルム製)はありますが、これらは基本強度がありません。AGシェード白は3層の糸を使用しているため強度があります。

◆白色は熱を持ちにくい
⇒日中と夜温の差によって夏の作物は美味しくなりますが、黒色だと熱を持つので夜温が下がりにくくなります。

また、遮光ネットの色は灌水の量・時間にも影響します。
夏場の水やりは本来、朝の日差しの弱い時間(7時頃までに)と夕方涼しくなってから(日の入り後など)が基本です。黒の遮光材を使用した時、おそらく13時~14時には、土が乾燥してしまい灌水が必要になり、そこで水を撒いてしまうと土が高温なため根が茹であがってしまいます。

(植物の根の適正水温は一般的に10℃±5℃と言われております。これは鍾乳洞の温度に匹敵します。)

年々温暖化は進んでいますので、遮光資材の選択も変えていく必要があるかもしれません。
光の特長にあわせた遮光のしかた

光には、波長と言う物が存在します。
虹を連想すると分かりやすいですが、光は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫で構成されています。この波長には、作物に良い波長と悪い波長が有ると言われています。

・赤や橙・黄色は、波長が長く温度を上げる作用があり、光合成促進には向かない。
・紫や藍・青色は、波長が短く光合成を助ける波長、いわゆる成長光線。

午前中の光は波動が短く(青・藍・紫)、午後の光は長い(赤・橙・黄)と言われており、 午前中の光を多く取り入れて、午後の光を少なくする事が作物の成長を助ける結果に繋がります。

午前中光の当たる場所を遮光率40%で、午後光の当たる場所を遮光率75%を張るなど、調整してみてもいいかもしれません。


近年では夏場の高温化が進んでおり、日光への対策が必要になっています。
皆様の生活をより快適に楽しくするために、ぜひ遮光ネットを使ってみてください!



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